住宅ローンってそもそもなに?

住宅を購入するにあたり、利用されるのが住宅ローンです。家は高額な買い物ですから、何十年もかけて完済する方が多いのが実情です。では、この住宅ローンとはどんなローンなのか、どんな種類があるのか、どれを使ったら良いのかについて考えてみましょう。

住宅ローンとは

住宅ローンとは、その名の通り住宅を購入するために融資を受けることを言います。言います。
住宅は生涯で最も高い買い物であることから、嬉しいことに金利は低く設定されているのが一般的です。新築のみならずリフォーム費用として借りることも可能です。
さらに個人開業など、自宅に店舗を設けるケースもありますが、居住部分が全体の半分以上を占めていれば、店舗にも住宅ローンが使えるケースがほとんどです。ちなみに常時居住しないセカンドハウスには、基本的には適用できません。

住宅ローンの種類

住宅ローンは大きく二つの種類に分けられます。ひとつは財形住宅融資と自治体融資を柱とした公的融資です。ただ各自治体が実施している融資は都道府県ごとに内容が異なり、設けていない自治体もあるため、事前に住んでいるところの自治体の融資の有無と内容を確認しておきましょう。
ふたつめは民間融資です。これは銀行や生命保険、消費者金融などが各社独自のスタイルで展開するローンを指します。一言で民間融資と言っても、提案されるローンの種類はさまざまです。融資を受ける人のニーズに合わせて多様化が進んでいますので、自分にあった融資は何かをよく見極める必要があります。

-公的融資(地方自治体や住宅金融支援機構などが行う融資)

財形住宅融資を受けるには条件をクリアする必要があります。ひとつは会社で財形貯蓄を1年以上行っていること。さらに貯蓄の残高が50万円以上あることも必須となります。
最高の借入れ額は4,000万円です。ただし貯蓄額の10倍までと決まりがあるため、誰もが最高額の4,000万円を借り入れできる訳ではありません。ただし民間融資と併用することも可能です。
先に述べた自治体融資は、都道府県で内容にバラツキがあるため、まずは各地方自治体に確認をしてみることが必要です。

-民間融資

銀行などの金融機関が行う融資のことで、銀行以外にもJAや生命保険会社、信販会社などもそれぞれ独自の住宅ローンのプランを持っており、各機関で基準が定められ運用されています。ちなみに2010年より総量規制が始まったことから、消費者金融では貸し出しの上限額が年間収入の3分の1と定められていますが、住宅ローンはこの総量規制の対象外となっています。
良く耳にする「フラット35」は、住宅金融支援機構住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して行う融資なので、公的融資と民家融資の中間と考えるよいでしょう。これは最長35年かけて返済できる長期固定金利型のローンで、最大8,000万円の融資が受けられます。保証人や保証金もいらないので、借りる人にとって大きな利点があると言えるでしょう。

まとめ

住宅ローンの種類や金利のタイプを見てきましたが、総支払額は金利と返済期間によって変わります。そのため住宅購入時の年齢と収入状況が資金計画の重要な要素となってきます。住宅ローンを組む際は、金利が低いことが一番と考えがちですが、それだけではなくて、ぜひ返済期間やその方法も念頭に入れ、各社を比較することをおすすめします。

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