2025.10.08
大工の仕事
こんにちは。
はじめまして。工務部の中北です。
普段は大工をしています。
多趣味でして、最近は休日に図書館へ行って、本を漁るのが楽しみになっています。
大工仕事について
一口に「大工」といっても、実は「 新築工事」「リフォーム工事」「アパート・マンション等の集合住宅工事」の3つの分野に分かれていて、私はこの中で、新築工事を専門にしています。
大工の仕事は多岐にわたりますが、代表的な工程を大まかにご紹介します。
• 土台据え:建物を支える基礎部分をつくる
• 上棟(建前):柱や梁など、建物の骨組みを組み上げる
• 壁下地の施工:壁となる部分の下地を整える
• フロア貼り:床材を貼る
• ボード貼り:壁や天井に石膏ボードを貼る
私自身、1枚が大きく重いため、全室・全廊下に施工するこの工程が最も大変と感じます。
• 建具枠・棚枠の施工:ドアや棚の土台・枠の取付け
• 仕上げ(ドア・棚等の取付け等)
最終的に建具や棚を取り付けて完成に近づけます。
細かく説明するとさらに多くの工程がありますが、ざっくりとこのようなイメージです。
上棟後の現場の様子を紹介
さて、今日は大工仕事のうち、無事に上棟を終えた現場のその後を話します。


(写真は上棟の様子です)
上棟が終わると、棟梁が早速、壁の下地づくりに取りかかり、いよいよ本格的な造作工事がスタートします。
昨日は骨組みだけだった家が、さらに「お家らしい」形に近づいていく様子は、何度見ても感動します。
現場では、職人さんたちが柱や梁の水平・垂直を細かく確認しながら、一つひとつ丁寧に施工しています。
見えなくなる部分こそが家の強さや快適さを決める大切なところ。

中美建設では、こうした構造部分にも自然素材の無垢材を使用し、長く安心して住める家創りを心がけています。
こちらの工程のあとには壁、天井の断熱材が入り、さらに快適な空間へと仕上がっていきます。
日が経つにつれて、完成後のイメージに近づくと考えると、とてもワクワクしますね。
建築途中の家の魅力
多くのお客様は完成後の住まいのイメージをお持ちかと思いますが、実は建築途中の家にも感動がたくさんあります。
私自身、初めて家創りに携わったときに「こうやって家ができていくのか!」
と強く実感し、建築業界が初めての私でもその面白さを感じました。
きっと、皆さまも同じように驚きや感動を覚えるのではないでしょうか。
今後も現場の様子をブログでお届けしますので、ぜひ楽しみにしていてください!
そして、完成した中美建設の家を、多くのお客様にご覧いただけると嬉しいです!