2021.12.03

鉄筋工事のお話

鳥生 安俊

皆さんご無沙汰いたしております。

業務部マネージャーの鳥生です。

先日、5年ぶりくらいに配筋検査に立ち会いました。

実は私、昔は現場監督だったのです。痩せてたんですよ。当時は…

5年の歳月は人間を丸くするものです…

CIリニューアルの時にヘルメットを新しくして以来、初めてヘルメットをして、いざ現場へ。

日本住宅住宅保証検査機構(JIO)の検査官とも久しぶりにご挨拶して、配筋検査に立ち会います。

検査は無事合格。

この後、コンクリート打設となります(今は流し込んでいますが、昔の生コンは水分がとても少なく、叩くようにして施工していたので”打”設と呼ぶそうです)。

本日は、固いコンクリートに覆われて見えなくなってしまう鉄筋工事の注意点をお話ししたいと思います。

チェック① 防湿フィルム

中美建設の基礎は”べた基礎”という方法を採用しています(他には”布基礎”という方法もあります)。

地面からはかなりたくさんの水蒸気がでます。

築年数の多い住宅にお住まいのかたは、おうちの中がジメジメするというかたもあるかもしれません。

こういうジメジメは土台や柱に悪いだけでなく、住まわれるかたにもよくありません。

地面から上がってくる湿気をシャットアウトするためにフィルムを基礎全面に敷きます。

もう、水滴がついているのが見えますね。

重ね合わせる所は15㎝以上重ねてテープで接着します。

尖った石で、穴が開いてしまってもしっかりテープで塞ぎます。

チェック② 鉄筋工事

10年くらい前には「鉄筋が多ければ強い鉄筋コンクリートになる」というような鉄筋量アピールをする工務店もありましたが(今でもあるのでしょうか?)、太い鉄筋を使っているから・細かく入れているからこそ起こる問題点もあります。

コンクリートだけに固い話になってしまいますが、セメントを固めただけだと「圧縮される力」には強いのですが、ねばりがないので簡単に壊れてしまいます。

そのねばりを補うために鉄筋を入れます。

荷重のかかる向きによって鉄筋の位置が決まり、荷重と空間の広さ(振りっ放しとかスパンとも言います)によって鉄筋の量も変わります。

鉄筋とコンクリートが合わさっているので、大前提として、鉄筋とコンクリートがしっかり一体化していることが挙げられます。

鉄筋の廻りにしっかりと砂や石がまわるような施工ができていることが一番大切ということです。

わかりにくいかと思いますが、

出来上がりはこんな感じになります。

上の写真では縦の鉄筋がクルっと180度曲がってます。よりコンクリートと一体化しますよね。

鉄筋の周りにコンクリートの厚みがしっかりあるか確認するため鉄筋の位置も確認します。

しっかり真ん中にあります。

いかがでしたでしょうか?

大切な建物を支える基礎。その中に入っている鉄筋のお話をさせていただきました。

このように、一棟一棟丁寧に施工を行い、検査・点検を重ねて、お施主様の想いをカタチにしています。

丁寧な仕事でいいなと思った方は、YouTubeのルームツアーやインスタグラムの施工例をご覧ください。

インスタグラムでは竣工直前のオーナー様邸でのインスタライブも随時開催しています。

感動の家創りが楽しんでみたくなったら、予約制の無料相談会に是非お越し下さい。

スタッフ一同お待ちしております。

最後まで読みいただきありがとうございました。

ではまた、別のブログでお目にかかれれば幸いです。

業務部マネージャーの鳥生でした。

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