『カネをまく』

2019年05月23日 - 大山 敬太

 

 

 

こんにちは!

 

この所、日中は暑い日が続き、夏が急に近づいてきた気がしています。

 

中美建設 夏担当 兼 現場監督 大山です。

 

 

 

みなさま、今年の夏の予定は決まりましたか?

 

海で泳ぐ人、花火をする人、焼く人、かき氷食べてキーンてなる人etc

 

ちなみに私は焦げる人です。毎年です。毎年5月ぐらいから焦げだします。

 

気になる方は、来社時にぜひ焦げている人を捜してみて下さいね。

 

運が良ければ、お会いできるかも…?

 

 

 

さて、余談はこれぐらいにしておいて、今日は建築用語についてお話します。

 

『カネをまく』

 

この言葉の意味、皆さんご存じですか?

 

(…お金をまく事じゃないの?)

 

字だけを見たら、そう思われる方も見えるかもしれません。

 

 

しかし、実はこれ、

 

建築現場ではお金の事でもなんでもなく、

 

『基準となる点から直角を出す』ことを

 

『矩(カネ)を巻く(または矩を振る)』

 

と言うんです。

 

 

 

『矩』には『直角』という意味があり、そこから来ているんですね。

 

 

『さしがね(指矩)』という大工道具をご存じでしょうか。

 

↓こんなやつです。

 

「うちにも一個ある!」

「実家の物置で見たことあるな…」

「百均のDIYコーナーで売っとた!」

「使っとるし」

 

色々な声が聞こえてきそうです。

 

DIYが好きな方は必需品ですね。

 

ちなみにこの道具には、大工さん用に始まり、左官屋さん用や鍛冶屋さん用、「cm」表記のもの、「寸」表記のもの、小さいものは15cm程度のものから1mぐらいある大きいものまで、その用途に合わせた様々な種類に分かれます。

 

 

 

建築現場では、この道具を駆使して様々な『矩を巻き』ます。

 

木材を加工する為の墨を付けるとき…

 

窓の位置を出すとき…

 

寸法を出すとき…

 

 

建築現場でも、必需品なんです!

 

もし現場でこの道具を使っていたら、すかさず、こうお声がけください。

 

『何の矩巻いてるんですか?』

 

これだけで、現場で大工さんとの会話が弾むこと間違いなしです!

 

こういった、現場ならではの会話を楽しむことも、家づくりの醍醐味のひとつです。

 

 

中国の天地創造の伝説の人面蛇身、伏義(ふっき)もこのさしがねを持っていると言われています。

 

ちなみにもう一人はコンパスを持っています。

 

伏羲座像(南宋、馬麟画)伏羲(ふっき・ふくぎ、- Fu Hsi または Fu Xi)は古代中国神話に登場する神または伝説上の帝王。宓羲庖犧包犧伏戯などとも書かれる。
出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

ちょっと不正しました。

 

是非、皆さん調べてみてください(笑)

 

でも、そんな太古の昔からあったとされる道具なんですね!

 

Wikiを見て、私も驚きました。

 

人類にとって建築することは、昔からそれほど重要なことなんですね。

 

令和になった現代でも、しっかり使用されています。

 

『進化する』ことが必要とされる世の中ですが、『変わらない』事の大切さを学べた気がしました。

 

人類とか言いだして、ちょっと話が大きくなってしまいましたが、うまくまとまったところで、本日は終わりたいと思います。

 

長文、失礼しました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

また次回のブログでお会いしましょう!

 

(その前に事務所でお会いできるかも?)